大和多武峰  談山神社に行きましたー平成27年11月18日

大化の改新の舞台で有名な談山神社(たんざんじんじゃ)に行きました。当日は雨でしたが雨に煙る多武峰(とうのみね)の山々もまた絵のようで印象的でした。紅葉は一部は見ごろでしたが全体的にはもう少し先のような気がしました。

談山神社は大化の改新で中大兄皇子(後の天智天皇)とともに蘇我氏を倒した藤原鎌足をまつる神社です。二人は多武峰の山中に登って蘇我氏を倒す相談(談合)を行ったので後にこの山を「談い山」と呼び、談山神社の社号の起こりとなりました。
見どころは藤原鎌足の没後、長男の定慧和尚と次男・不比等が建立した十三重塔や春と秋に行われるけまり祭りの会場となるけまりの庭などいろいろあります。


<データ>
  • 所在地 : 奈良県桜井市
  • 経     路 :
      談山神社バス停~参道~鳥居~石段~恋の道~拝殿~本殿~十三重塔~権殿~神廟拝所~けまりの庭~釈迢空「折口信夫」歌碑~談山神社バス停
  • 距     離 : 0.79Km
  • 時     間 : 1時間
  • 撮影日 : 2015/11/18
  • アクセス :
      近鉄大阪線桜井駅から談山神社行きバス終点下車徒歩5分
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女人高野 室生寺に行きましたー平成27年11月18日

雨の中の室生寺(むろうじ)でした。この日は紅葉を鑑賞するためか、たくさんの観光客が訪れていましたが見ごろには少し早い気がしました。しかし朱色の太鼓橋を背景にしたモミジの紅葉は素晴らしかったです。境内は仁王門をくぐり鎧坂、金堂、本堂、五重塔と続きますが石段で登っていくことになるのでかなり体力もいります。今回は奥の院は遠慮しました。

室生寺は別名女人高野と呼ばれていますが、その由来は高野山が女人の入山を禁止していたが室生寺は許していたことからきています。
室生寺の見どころは寺院だけではなく春は桜、夏は新緑、秋は紅葉そして冬は新雪というように四季の移り変わりを楽しめることです。とくに春のシャクナゲと秋の紅葉が有名です。


<データ>
  • 所在地 : 奈良県宇陀市
  • 経     路 :
      室生寺バス停~下の橋~慶雲殿~本坊~仁王門~鎧坂~金堂~本堂(灌頂堂)~五重塔~太鼓橋~室生寺バス停
  • 距     離 : 1.08Km
  • 時     間 : 1時間
  • 撮影日 : 2015/11/18
  • アクセス :
      近鉄大阪線室生口大野駅から室生寺前行きバス終点下車徒歩5分
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大和国 長谷寺に行きましたー平成27年11月18日

雲が低く立ち込め遠くの山々は雨に煙っていました。長谷寺に続く参道は古代の道初瀬街道です。参道の両側にはみやげもの屋で賑わっていました。長谷寺に着くと大きな仁王門が目につきますがあいにく工事中で全容が見られなく残念でした。長い登廊(のぼりろう、屋根付きの階段で399段あります)を進むと本堂に出ます。山の中腹にある断崖絶壁に建つ本堂は京都の清水寺本堂と同じく舞台造になっています。長谷寺が一望できる外舞台もまた工事中でした。本堂にある国宝十一面観音像は高さが10メートル以上あり見ごたえがあります。本堂を抜け本長谷寺、五重塔に向かいます。本長谷寺は長谷寺草創のお堂です。五重塔は明治9年に雷火で焼失した三重塔跡北側に昭和29年、戦後日本に初めて建てられ昭和の名塔と呼ばれています。

また長谷寺は古くから「花の御寺」と呼ばれて季節ごとにいろいろな花を観賞することができます。桜、シャクヤク、シャクナゲ、牡丹、あじさいなどそして秋の紅葉です。とくに「長谷のぼたん」、「ぼたんの長谷寺」と呼ばれるほどぼたんは有名で日本一の牡丹の名所となっています。


<データ>
  • 所在地 : 奈良県桜井市
  • 経     路 :
      近鉄大阪線長谷寺駅~初瀬街道~長谷山口坐神社~長谷寺仁王門~登廊~本堂~本長谷寺~五重塔~吉隠川~近鉄大阪線長谷寺駅~管理事務所
  • 距     離 : 3.40Km
  • 時     間 : 1時間
  • 撮影日 : 2015/11/18
  • アクセス :
      近鉄大阪線長谷寺駅下車徒歩15分
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屯田兵発祥の地琴似を巡るー平成27年9月24日

屯田兵の歴史を訪ねて琴似屯田兵村兵屋跡、琴似屯田歴史館資料室、屯田の森、琴似神社を回りました。足を伸ばして二十四軒公園、札幌市中央卸売市場、札幌競馬場も見てきました。


<見どころ>
  • 国指定史跡「琴似屯田兵村兵屋跡」
       琴似は屯田兵発祥の地です。明治8年第一陣として屯田兵198名家族も含めて総勢965人が入植しました。琴似の屯田兵は主に旧仙台藩士や旧会津藩士などの士族です。その後全道に37の屯田兵村がつくられました。屯田兵とは普段は農地の開墾を行うかたわら軍事訓練を行い、いざ戦争が起これば戦うことを目的とした兵士のことです。琴似屯田兵村兵屋は屯田兵たちの住居で一戸の敷地が150坪(495平方メートル)建坪は17坪半(58平方メートル)でつくられ総数208戸建設されました。兵村の周囲には開墾すべき土地として一戸当たり5000坪(16,500平方メートル)の未開地が割り当てられました。
  • 琴似屯田歴史館資料室
       屯田兵の歴史についての資料や屯田兵が当時使っていた生活や農作業に使った道具などが展示されています。
  • 屯田の森
       その名の通りケヤキ、ヤマモミジ、イタヤカエデ、ナナカマド、エゾヤマザクラ、シナノキ、トチノキなどたくさんの種類の樹木が植えられています。この場所はかつて屯田兵の中隊本部があった場所で屯田兵に関する碑が5基立っています。琴似屯田百年記念碑、琴似屯田兵顕彰碑、陸軍屯田兵第一大隊第一中隊本部之趾碑、屯田兵本部跡之碑、琴似屯田開村紀念碑
  • 琴似神社
       明治8年最初の屯田兵として琴似に入植した人々が旧亘理藩(宮城県)藩祖伊達藤五郎成実公を祭神として創建しました。境内には琴似屯田兵屋が残されていて北海道の指定文化財になっています。そのほか屯田兵関連の碑として琴似兵村五十年記念塔、琴似屯田授産場趾碑があります。授産場とは養蚕を行う養蚕室のことです。
  • 二十四軒公園
       野球場も備わったかなり大きな公園でコリンゴの木がたくさん植えられ実が赤く熟していました。ここには二十四軒開拓百年記念碑があります。
  • 札幌市中央卸売市場
       農産物や水産物を取り扱う札幌の台所です。セリが行われる時間帯は荷物を運ぶトラックで周辺の道路が大変混雑します。あらかじめ申し込めば市場の見学ができます。取引の様子を見学するにはセリの時間帯(水産物は5:15AM~6:30AM,青果物は6:30AM~7:30AM)がおすすめです。
  • 札幌競馬場
       毎年夏の期間に12日間中央競馬が開催されます。2016年は7月30日から9月4日までの開催です。開催中は体験乗馬などの楽しいイベンがあり子どもから大人まで楽しめます。環状通をはさんで反対側にある乗馬センターや厩舎との間には通路用として大きな高架橋が架かっています。
  • ナナカマド並木
       花ゆづきからJR琴似駅に向かう道の両側には見事なナナカマド並木があります。今は小さな赤い実がなっている時期です。
<データ>
  • 所在地 : 札幌市西区
  • 経     路 :
      JR琴似駅~琴似屯田兵村兵屋跡~屯田の森~琴似神社~二十四軒公園~中央卸売市場~札幌競馬場~JR琴似駅
  • 距     離 : 6.57Km
  • 時     間 : 1.5時間
  • 撮影日 : 2015/9/24
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秋の清田高台を巡るー平成27年9月22日

今回のコースは清田の高台を巡りました。清田には比較的広く特色のある公園がたくさんあるのでほとんど公園巡りとなりました。


<見どころ>
  • 清田開拓功労碑
       清田の開拓は明治6年岩手県から入植した長岡重治にはじまります。碑は彼が用水路、橋、神社、学校などの建設を行い清田の発展に大きく寄与した功績をたたえて昭和22年に建てられました。近くには「ゆめたんぼ」と名付けられた水田がありますが長岡重治がこのあたりで最初に稲作を始めたそうです。また小学校の校木となっている樹齢約200年のヤチダモの木が校門前に大きくそびえています。
  • 清田中央公園
       テニスコート、ゲートボール場、野球場などスポーツ施設が多いのですが遊具広場やあずまやなどもあり幅広い市民に利用されています。
  • 清田西公園
       少年野球場やテニスコートがあります。公園内にある広大な芝生広場は斜面になっているので冬はミニスキーやそりで遊ぶこともできます。そのほか遊具施設やパーゴラ、あずまやの施設も整備されています。
  • 清田南公園
       半分以上が自然林の公園で起伏に富んだ地形になっています。園内の散策路はほとんどが舗装され森林の中を安心して歩くことができます。施設としては展望台、多目的広場やテニスコート、ゲートボールなどの運動施設、ブランコ,すべり台などの遊具施設のほかにパーゴラ、あずまや、トイレなどがあります。市街地の中にある森といえます。
  • 清雲橋
       清田川で隔てられた清田団地の2つの地区を結ぶために平成2年につくられた歩行者専用の吊り橋で長さ108mの立派な橋です。
  • 真栄西公園
       園内には野球場をはじめ芝生広場、噴水、フジ棚などの施設があります。一段高い住宅地との間は樹木の生い茂る斜面となっていて途中まではつづら折りの木道さらに上へは散策路が設けられ住宅地まで登ることができます。
<データ>
  • 所在地 : 札幌市清田区
  • 経     路 :
      清田区役所~清田開拓功労碑~清田中央公園~清田西公園~清田南公園~清雲橋~真栄西公園~清田区役所
  • 距     離 : 8.61Km
  • 時     間 : 2時間
  • 撮影日 : 2015/9/22
  • アクセス :
      清田区役所にはJR札幌駅前ほか地下鉄福住駅、地下鉄大谷地駅、地下鉄平岸駅から中央バスが多数運行しています。「清田区役所」バス停下車徒歩1分
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秋の丘珠空港緑地を巡るー平成27年9月16日

秋の一日丘珠空港周辺を歩きました。空の青さと広さを楽しむことができました。


<見どころ>
  • ひのまる公園
       明治10年に開拓された日の丸農場跡地を利用した公園です。園内はヤチダモ、ハルニレ、ミズナラなどの自然林に囲まれ散策路や野球場、テニスコートなども整備されまた遊戯施設や休憩施設もありお年寄りからお子様まで楽しめる公園です。
  • 烈々布神社
       明治22年の創建です。神社名は当時の村名をとって烈々布(れつれっぷ)神社と名づけられました。祭神として天照大神のほかに歴史で有名な崇徳天皇、菅原道真公など九神が祀られています。
  • 丘珠空港緑地
       丘珠空港緑地は丘珠空港に隣接する面積約52.4haの広大な緑地です。緑地は北西地区、北東地区、南東地区に分かれ現在南東地区が完成し利用できますがその他の地区は工事中でまだ利用できません。南東地区は丘珠空港の南東側に苗穂丘珠通をはさんで配置されパークゴルフ場のほか、間近で飛行機を見ることのできる展望エリアなどがあります。また緑地の外側には札幌の特産であるタマネギの畑が広がっています。
  • 丘珠神社
       明治15年の創建で祭神として天照大神が祀られています。境内には丘珠開基百二十年記念之碑が立っています。明治25年に富山県からの入植者によって伝えられ札幌市無形文化財第1号に指定されている丘珠獅子舞が奉納されることで有名です。
  • 丘珠空港
       丘珠空港は昭和17年旧陸軍が設置しました。年間利用者数は2006年の38万人を境に減少して2014年には17万人となっています。就航路線は北海道エアシステムの利尻、釧路、函館、三沢便となっています。
  • スポーツ交流施設「つどーむ」
       全天候型の多目的施設として平成9年にオープンしました。野球やサッカーなどのスポーツのほかフィットネス教室やイベント会場としても利用されています。
  • ナナカマド並木
       丘珠空港前から栄町を通り麻生に抜ける丘珠空港通のナナカマド並木は今、実が赤くなって見頃です。
<データ>
  • 所在地 : 札幌市東区
  • 経     路 :
      地下鉄 栄町駅~ひのまる公園~烈々布神社~栄西公園~丘珠空港緑地~丘珠神社~丘珠空港~つどーむ~地下鉄 栄町駅
  • 距     離 : 10.93Km
  • 時     間 : 2.5時間
  • 撮影日 : 2015/9/16
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秋の手稲高台を巡るー平成27年9月15日

眺望の良い場所を探して札樽自動車道と国道5号線の間を走る手稲高台線を歩きました。手稲市街や遠く石狩湾の眺望を楽しむことができました。


<見どころ>
  • 星置の滝
       星置川にかかる二段の滝です。落差は約12mほどあり水流が滝つぼに勢いよく流れ込んでいました。
  • 金山パーキングエリア
       手稲区にある札樽自動車道上のパーキングエリアで札樽自動車道では唯一の休憩所です。高い場所にあるので手稲市街地や石狩湾を眺望することができます。歩いてパーキングエリア内に入るには特に許可はいりません。売店での買物もできます。エリア外から売店に向かって通路がありますのでそこを通っていくと途中に門扉がありますが押すと開きますので中に入れます。金山パーキングでは通路の入り口に鹿の侵入を防ぐため出入り時には必ず門扉を締めるようにとの張り紙がありました。
  • 稲穂ひだまり公園
       全体的に起伏のある公園でイタヤカエデ、ニセアカシア、ミズナラ、ハルニレなどの樹木の間を散策路が通っています。また高台線に沿った広場には,遊具施設や休憩施設があり誰でも楽しむことができます。また市内には珍しくカタクリの群生地があります。
  • 富丘西公園
       すずらんの大規模な群生地として知られています。また園内は自然林観察区域としてカシワの多い区域、クリの多い区域、ミズナラの多い区域、カラマツの多い区域というように植生が分かれています。そのほか芝生広場や遊戯広場などがあります。
  • 夫婦松記念樹
       明治17年に広島県から入植した人々が記念に植えたものです。札幌市の保存樹木に指定されています。
  • 手稲神社
       明治32年の創建です。祭神として大國魂神など七柱が祀られています。また手稲山頂には手稲神社奥宮があります。境内には本殿のほか祈願絵馬掛け、せのび石、願い石などがあります。
<データ>
  • 所在地 : 札幌市手稲区
  • 経     路 :
      JR手稲駅~稲穂公園~金山公園~星置の滝~金山パーキング~稲穂ひだまり公園~富丘西公園~JR稲積公園駅
  • 距     離 : 11.75Km
  • 時     間 : 3時間
  • 撮影日 : 2015/9/15
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秋の定山渓を巡るー平成27年9月8日

緑の濃い時期に定山渓園地を散策しました。森林浴を満喫できました。今回は定鉄バスの温泉日帰りパックを利用しウォーキングの後は温泉に入ってきました。


<見どころ>
  • 定山渓温泉
       温泉の存在は古くからアイヌに知られていましたが、1866年に岡山県の僧美泉定山(みいずみじょうざん)がこの地に小さな温泉宿を開いたのが定山渓温泉の始まりです。美泉定山は定山渓の地名の由来になっています。
  • 定山渓神社
       明治44年の創建です。祭神として大己貴神など六柱が祀られ美泉定山も祭神となっています。国道230号線の定山渓神社前バス停のそばに鳥居があり参道をしばらく進むと本殿に出ます。社殿様式は神明造となっています。
  • 定山寺
       開祖は定山渓温泉を開いた美泉定山です。境内には温泉開祖美泉定山の碑があります。また宝物殿には美泉定山の木像や自作の弘法大師尊像、着用した法衣や書などが保管されています。
  • 定山源泉公園
       美泉定山の生誕200年を記念して造られた公園です。園内には美泉像や足湯、ひざ湯、美人の湯(手湯)、美泉の滝などがあります。また温泉たまごを作ることが出来る「温泉たまごの湯」もあります。
  • 定山渓園地
       二見吊橋からいこいの広場までの豊平川沿いの園地です。主な見どころには二見岩、かっぱ渕とかっぱ渕公園、望岳台、いこいの広場、鎮守の樹「ミズナラ」がありますが望岳台は現在通行止めになっています。園地には散策路が設けられ新緑や紅葉の樹木の間を歩くことができます。温泉街から定山渓園地を通り温泉街に戻る散策路は「渓流コース(2.5km、約40分)」と名付けられコースの途中には案内板があり安心して歩くことができます。
  • 手湯足湯めぐり
       温泉街には無料で温泉を楽しめるように幹線道路沿いに「かっぱ家族の願掛け手湯」、「足のふれあい太郎の湯」、「長寿と健康の足つぼの湯」の3つの温泉があります。
  • 定山渓発電所と白糸の滝
       定山渓発電所は明治42年に築造された道内最古で現役の水力発電所です。2008年(平成20年度)土木学会選奨土木遺産に認定されました。なお定山渓発電所の隣にある「白糸の滝」は、発電所の上部にある余水吐水路からの流れを水源にしています。
<データ>
  • 所在地 : 札幌市南区
  • 経     路 :
      定鉄バス 定山渓神社前バス停~定山渓神社~定山源泉公園~二見公園~二見吊橋~かっぱ渕公園~いこいの広場~定山渓郷土博物館~白糸の滝~岩戸観音堂~定鉄バス 定山渓湯の町バス停
  • 距     離 : 4.93Km
  • 時     間 : 1時間
  • 撮影日 : 2015/9/8
  • アクセス :
      JR札幌駅または地下鉄真駒内駅より定鉄バス(定山渓温泉行)にて「定山渓神社前」バス停下車徒歩1分
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真駒内用水と精進川用水跡を訪ねてー平成27年9月5日

開拓使時代に真駒内の地に近代的な農業を導入した先人たちの足跡を訪ねてきました。当時つくられた真駒内用水は現在は市街地をゆっくりと流れ市民の憩いの場になっていました。


<見どころ>
  • 真駒内用水
      真駒内川から取水し真駒内市街地を流れ自衛隊駐屯地の中を通り澄川あじさい公園付近で精進川に合流する水路です。用水の歴史は古く明治12年に真駒内放牧場の家畜用水としてエドウィン・ダンによって造成されました。真駒内放牧場は今の自衛隊駐屯地、真駒内公園、真駒内団地を含む広大な敷地を持っていました。その後北海道でもコメの生産が始まり水田の用水として真駒内用水が利用されました。
  • 真駒内川緑地
      真駒内川に沿って河川敷を利用した公園。公園内を真駒内用水が流れています。
  • エドウィン・ダン記念公園と記念館
      公園内に真駒内用水が流れ池もあり散策路もある広い公園です。エドウィン・ダン像やエドウィン・ダン記念館も公園内にあります。
      エドウィン・ダン記念館の建物は明治13年にエドウィン・ダンによって建てられた牧牛場の事務所を使用しています。エドウィン・ダンは開拓使に招かれ明治6年にアメリカから来日し、北海道における畜産業の発展に努めました。日本に来るとき、エドウィンは14台の貨車を用いて92頭の牛、100頭の羊、農耕具を日本へ輸送したといいます。日本には1年契約のつもりで来ましたが契約を繰り返し結局開拓使が廃止される明治15年まで日本にいました。これは日本人の女性と結婚したためだともいわれています。その後外交官として再来日し外交官をやめてからはアメリカ企業の日本支配人などを行い昭和6年日本でなくなりました。
  • 澄川用水遊歩道
      精進川用水堀跡につくられた遊歩道です。精進川用水堀は明治6年に平岸村の住民が作った水路で澄川あじさい公園付近の精進川から取水し天神山から平岸街道に伸びる用水路です。
  • 天神山緑地
      標高85mの天神山一帯に広がり自然が残る緑地です。低い山ですが頂上近くの展望テラスからは市街地が一望できます。また桜や梅も植えられシーズンになるとお花見の市民で賑わいます。
  • 相馬神社
      天神山山頂にある神社です。明治4年入植者により札幌神社の遥拝所として祭事を執行し始め、その後明治41年許可を得て相馬神社創立となりました。相馬神社の名前は福島県にある相馬太田神社から分霊したことによります。ご神木のシバクリは樹齢300年を超え札幌市の保存樹になっています。また参道入口近くには本願寺道路終点の碑があります。神社のお祭りが毎年9月15日となっていて訪れたこの日はたくさんの人で賑わっていました。
<データ>
  • 所在地 : 札幌市南区・豊平区
  • 経     路 :
      地下鉄 真駒内駅~真駒内用水取水口~エドウィン・ダン記念館~真駒内用水路~真駒内曙公園~陸上自衛隊真駒内駐屯地~精進川~澄川用水遊歩道~天神山緑地~相馬神社~地下鉄 澄川駅
  • 距     離 : 9.09Km
  • 時     間 : 2.5時間
  • 撮影日 : 2015/9/5
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あいの里地区の緑地巡りー平成27年9月3日

北区あいの里地区の緑を求めて公園や緑地を巡りました。あいの里は周りを緑に囲まれた自然豊かな町でした。


<見どころ>
  • あいの里
      「あいの里」とは藍(あい)の栽培の歴史と人々に愛される街への願いをかけて名づけられました。
  • あいの里公園
      5.3ヘクタールの広さを持つトンネウス沼を中心にアカエゾマツやイタヤカエデ、ヤチダモなどの樹木に囲まれた公園です。またホタルの生育するほたる池や野球場、テニスコート、ランニングコースも整備されスポーツや散策に最適です。
  • あいの里緑道
      住宅地のの北側を囲むように配置された延長約3kmにわたる緑道です。樹木に囲まれベンチやあずまやなども設置されておりゆっくりと歩くことができます。
  • 仙人庚申塚
      あいの里緑道を歩いていると中央バス「あいの里4条1」バス停横にレンガ造りの祠があり中に石像があります。これが仙人庚申塚です。案内板を読むと「この石像は明治28年に建立され山岳信仰の開祖といわれる役行者をかたどっている」と書かれています。
<データ>
  • 所在地 : 札幌市北区
  • 経     路 :
      JRあいの里教育大駅~あいの里北公園~拓北会館~あいの里公園~トンネウス沼~あいの里緑道(1号~6号)~JRあいの里教育大駅
  • 距     離 : 7.96Km
  • 時     間 : 2.0時間
  • 撮影日 : 2015/9/3
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