東米里と北白石川-令和2年9月30日

今回のコースはかつて大谷地原野と呼ばれていた白石区の米里、東米里と川下地区をまわります。
大谷地原野は、ほとんどが厚く堆積した泥炭地からなる湿地帯のため開拓は長い間行われていませんでしたが、戦後の戦災者救済と食糧増産を機に移住と開拓が始まりました。たびたび起こる水害に苦しめられ離農者も数多く出ましたが、石狩川や豊平川の河川改修が進むと昭和56年の石狩川氾濫を最後に水害もなくなり農地開拓が進みました。現在、米里や川下では農地からさらに住宅地や工業団地に変わりましたが、東米里は市街化調整区域に指定されているため住宅は立てられず農地や原野のほか資材置き場やトラックヤードなどに多く利用されています。
さらに将来的には、札幌市の外周100kmを公園や緑地でぐるりと囲む「環状夢のグリーンベルト構想」のなかに、東米里が対象になっていて幅50m、延長6kmの広大な緑地帯が造成される計画になっています。


<データ>
  • 所在地 :白石区、東区
  • 経路  :米里1条2丁目バス停~豊平川桜の杜~逆川~米里のびのび公園~白石清掃工場~厚別排水機場~北白石川~白石営業所バス停
  • 距     離 :8.3Km
  • 時     間 :3.0時間
  • 撮影日 : 2020/9/30
  • アクセス :米里1条2丁目バス停へはJR札幌駅または地下鉄菊水駅からJRバスが運行しています。白石営業所バス停からは札幌駅前、地下鉄白石駅、JR白石駅、新さっぽろ駅へ中央バスが運行しています。
  • 注意事項 :
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天神山と精進川-令和2年9月22日

今回のコースは、暑かった夏が終わり秋めいてきた天神山緑地と精進河畔公園がメインです。天神山緑地ではナナカマドの実が赤く熟し、カエデ類の葉が色づき始めています。精進河畔公園の「精進川エリア」は、落葉にはまだ早く川沿いの散策路は緑の林に覆われて静かなたたずまいでした。「平岸エリア」は野球場や遊具場があるためたくさんの子どもたちが訪れていました。
そのほかは南区の澄川駅、豊平区の南平岸駅、平岸駅、学園前駅そして白石区の菊水駅と札幌の地下鉄3路線(南北、東西、東豊線)の沿線を歩き街並みや街路樹の景観を楽しみました。


<データ>
  • 所在地 :南区、豊平区、白石区
  • 経路  :地下鉄澄川駅~天神山緑地~精進河畔公園~地下鉄南平岸駅~地下鉄平岸駅~北海学園大学~地下鉄学園前駅~地下鉄菊水駅
  • 距     離 :7.4Km
  • 時     間 :2.5時間
  • 撮影日 : 2020/9/22
  • アクセス :
  • 注意事項 :
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発寒川と茨戸-令和2年9月15日

今回のコースは、新琴似の住宅地や屯田の商業地と郊外の田園地帯を通り発寒川に出て、ここから川沿いの真駒内茨戸東雁来自転車道を通り札幌の北端のまち茨戸に出ます。
茨戸はアイヌ語で「広い沼」を意味するごとく、札幌の大河である伏籠川、創成川、発寒川が合流する美しい水郷地帯です。またかつては石狩から札幌まで物資などを運ぶための中継地となり、札幌茨戸間を結ぶ馬車鉄道や伏籠川や創成川を利用した水上交通の基地として栄えていました。
真駒内茨戸東雁来自転車道は五輪大橋から盤渓、平和の滝を経由し、その後琴似発寒川、新川、発寒川、茨戸川、石狩川、豊平川沿いに進み雁来大橋までの計画延長が56kmの緑の多い自転車道路です。(供用区間は21.5km)


<データ>
  • 所在地 :北区
  • 経路  :JR新琴似駅~新琴似駅前緑地~新琴似北公園~新琴似通~真駒内茨戸東雁来自転車道~蒼風橋~逍楊橋~茨戸中央橋~東茨戸1条1丁目バス停
  • 距     離 :7.5Km
  • 時     間 :2.5時間
  • 撮影日 : 2020/9/15
  • アクセス :「東茨戸1条1丁目」バス停からは中央バス札幌ターミナル行きがあります。または次の「茨戸耕北橋」バス停からは地下鉄麻生駅行きのバスもあります。
  • 注意事項 :
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