秋の手稲高台を巡るー平成27年9月15日

眺望の良い場所を探して札樽自動車道と国道5号線の間を走る手稲高台線を歩きました。手稲市街や遠く石狩湾の眺望を楽しむことができました。


<見どころ>
  • 星置の滝
       星置川にかかる二段の滝です。落差は約12mほどあり水流が滝つぼに勢いよく流れ込んでいました。
  • 金山パーキングエリア
       手稲区にある札樽自動車道上のパーキングエリアで札樽自動車道では唯一の休憩所です。高い場所にあるので手稲市街地や石狩湾を眺望することができます。歩いてパーキングエリア内に入るには特に許可はいりません。売店での買物もできます。エリア外から売店に向かって通路がありますのでそこを通っていくと途中に門扉がありますが押すと開きますので中に入れます。金山パーキングでは通路の入り口に鹿の侵入を防ぐため出入り時には必ず門扉を締めるようにとの張り紙がありました。
  • 稲穂ひだまり公園
       全体的に起伏のある公園でイタヤカエデ、ニセアカシア、ミズナラ、ハルニレなどの樹木の間を散策路が通っています。また高台線に沿った広場には,遊具施設や休憩施設があり誰でも楽しむことができます。また市内には珍しくカタクリの群生地があります。
  • 富丘西公園
       すずらんの大規模な群生地として知られています。また園内は自然林観察区域としてカシワの多い区域、クリの多い区域、ミズナラの多い区域、カラマツの多い区域というように植生が分かれています。そのほか芝生広場や遊戯広場などがあります。
  • 夫婦松記念樹
       明治17年に広島県から入植した人々が記念に植えたものです。札幌市の保存樹木に指定されています。
  • 手稲神社
       明治32年の創建です。祭神として大國魂神など七柱が祀られています。また手稲山頂には手稲神社奥宮があります。境内には本殿のほか祈願絵馬掛け、せのび石、願い石などがあります。
<データ>
  • 所在地 : 札幌市手稲区
  • 経     路 :
      JR手稲駅~稲穂公園~金山公園~星置の滝~金山パーキング~稲穂ひだまり公園~富丘西公園~JR稲積公園駅
  • 距     離 : 11.75Km
  • 時     間 : 3時間
  • 撮影日 : 2015/9/15
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<マップ>

秋の定山渓を巡るー平成27年9月8日

緑の濃い時期に定山渓園地を散策しました。森林浴を満喫できました。今回は定鉄バスの温泉日帰りパックを利用しウォーキングの後は温泉に入ってきました。


<見どころ>
  • 定山渓温泉
       温泉の存在は古くからアイヌに知られていましたが、1866年に岡山県の僧美泉定山(みいずみじょうざん)がこの地に小さな温泉宿を開いたのが定山渓温泉の始まりです。美泉定山は定山渓の地名の由来になっています。
  • 定山渓神社
       明治44年の創建です。祭神として大己貴神など六柱が祀られ美泉定山も祭神となっています。国道230号線の定山渓神社前バス停のそばに鳥居があり参道をしばらく進むと本殿に出ます。社殿様式は神明造となっています。
  • 定山寺
       開祖は定山渓温泉を開いた美泉定山です。境内には温泉開祖美泉定山の碑があります。また宝物殿には美泉定山の木像や自作の弘法大師尊像、着用した法衣や書などが保管されています。
  • 定山源泉公園
       美泉定山の生誕200年を記念して造られた公園です。園内には美泉像や足湯、ひざ湯、美人の湯(手湯)、美泉の滝などがあります。また温泉たまごを作ることが出来る「温泉たまごの湯」もあります。
  • 定山渓園地
       二見吊橋からいこいの広場までの豊平川沿いの園地です。主な見どころには二見岩、かっぱ渕とかっぱ渕公園、望岳台、いこいの広場、鎮守の樹「ミズナラ」がありますが望岳台は現在通行止めになっています。園地には散策路が設けられ新緑や紅葉の樹木の間を歩くことができます。温泉街から定山渓園地を通り温泉街に戻る散策路は「渓流コース(2.5km、約40分)」と名付けられコースの途中には案内板があり安心して歩くことができます。
  • 手湯足湯めぐり
       温泉街には無料で温泉を楽しめるように幹線道路沿いに「かっぱ家族の願掛け手湯」、「足のふれあい太郎の湯」、「長寿と健康の足つぼの湯」の3つの温泉があります。
  • 定山渓発電所と白糸の滝
       定山渓発電所は明治42年に築造された道内最古で現役の水力発電所です。2008年(平成20年度)土木学会選奨土木遺産に認定されました。なお定山渓発電所の隣にある「白糸の滝」は、発電所の上部にある余水吐水路からの流れを水源にしています。
<データ>
  • 所在地 : 札幌市南区
  • 経     路 :
      定鉄バス 定山渓神社前バス停~定山渓神社~定山源泉公園~二見公園~二見吊橋~かっぱ渕公園~いこいの広場~定山渓郷土博物館~白糸の滝~岩戸観音堂~定鉄バス 定山渓湯の町バス停
  • 距     離 : 4.93Km
  • 時     間 : 1時間
  • 撮影日 : 2015/9/8
  • アクセス :
      JR札幌駅または地下鉄真駒内駅より定鉄バス(定山渓温泉行)にて「定山渓神社前」バス停下車徒歩1分
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真駒内用水と精進川用水跡を訪ねてー平成27年9月5日

開拓使時代に真駒内の地に近代的な農業を導入した先人たちの足跡を訪ねてきました。当時つくられた真駒内用水は現在は市街地をゆっくりと流れ市民の憩いの場になっていました。


<見どころ>
  • 真駒内用水
      真駒内川から取水し真駒内市街地を流れ自衛隊駐屯地の中を通り澄川あじさい公園付近で精進川に合流する水路です。用水の歴史は古く明治12年に真駒内放牧場の家畜用水としてエドウィン・ダンによって造成されました。真駒内放牧場は今の自衛隊駐屯地、真駒内公園、真駒内団地を含む広大な敷地を持っていました。その後北海道でもコメの生産が始まり水田の用水として真駒内用水が利用されました。
  • 真駒内川緑地
      真駒内川に沿って河川敷を利用した公園。公園内を真駒内用水が流れています。
  • エドウィン・ダン記念公園と記念館
      公園内に真駒内用水が流れ池もあり散策路もある広い公園です。エドウィン・ダン像やエドウィン・ダン記念館も公園内にあります。
      エドウィン・ダン記念館の建物は明治13年にエドウィン・ダンによって建てられた牧牛場の事務所を使用しています。エドウィン・ダンは開拓使に招かれ明治6年にアメリカから来日し、北海道における畜産業の発展に努めました。日本に来るとき、エドウィンは14台の貨車を用いて92頭の牛、100頭の羊、農耕具を日本へ輸送したといいます。日本には1年契約のつもりで来ましたが契約を繰り返し結局開拓使が廃止される明治15年まで日本にいました。これは日本人の女性と結婚したためだともいわれています。その後外交官として再来日し外交官をやめてからはアメリカ企業の日本支配人などを行い昭和6年日本でなくなりました。
  • 澄川用水遊歩道
      精進川用水堀跡につくられた遊歩道です。精進川用水堀は明治6年に平岸村の住民が作った水路で澄川あじさい公園付近の精進川から取水し天神山から平岸街道に伸びる用水路です。
  • 天神山緑地
      標高85mの天神山一帯に広がり自然が残る緑地です。低い山ですが頂上近くの展望テラスからは市街地が一望できます。また桜や梅も植えられシーズンになるとお花見の市民で賑わいます。
  • 相馬神社
      天神山山頂にある神社です。明治4年入植者により札幌神社の遥拝所として祭事を執行し始め、その後明治41年許可を得て相馬神社創立となりました。相馬神社の名前は福島県にある相馬太田神社から分霊したことによります。ご神木のシバクリは樹齢300年を超え札幌市の保存樹になっています。また参道入口近くには本願寺道路終点の碑があります。神社のお祭りが毎年9月15日となっていて訪れたこの日はたくさんの人で賑わっていました。
<データ>
  • 所在地 : 札幌市南区・豊平区
  • 経     路 :
      地下鉄 真駒内駅~真駒内用水取水口~エドウィン・ダン記念館~真駒内用水路~真駒内曙公園~陸上自衛隊真駒内駐屯地~精進川~澄川用水遊歩道~天神山緑地~相馬神社~地下鉄 澄川駅
  • 距     離 : 9.09Km
  • 時     間 : 2.5時間
  • 撮影日 : 2015/9/5
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北野・平岡地区の緑地巡りー平成27年9月1日

清田区の緑を求めて北野地区、平岡地区を巡りました。神社、公園、河川敷などでたくさんの緑に出会えました。


<見どころ>
  • 厚別(あしりべつ)神社
      明治7年、この地に最初に入植した長岡重治が開墾地の片隈に小祠を作り朝夕拝礼していたのが始まりです。その後明治18年に厚別川東側に合掌作りの社を建立し大正6年4月現在地に移設されています。境内には清田開基百年碑があります。
  • 平岡樹芸センタ
      昭和59年に開園した庭木や花木を楽しめる公園です。園内には2500本のイチイ、700~800本の紅葉類などさまざまな木や花が多数植えられています。また園芸、庭作り教室やクラフト、アレンジ講習会なども行われています。
  • 北野たかくら緑地
      大正時代に高倉左輔氏が牧場として開拓した土地の一部を緑地としたものです。園内は自然林がうっそうと茂り周囲の住宅地とは隔離された空間になっています。自然林の中には散策路があり森林浴を楽しむことができます。また園内には小川が流れ「小鳥の池」や「マガモの池」がありますが、こちらは木道を通って散策することができます。
  • 厚別川緑地
      厚別川の河川敷を利用した緑地です。散策路のほか,パークゴルフ場があります。川のせせらぎを聞きながらのんびりと歩くのもよいと思います。
  • 清田公園
      厚別川に隣接した約3haの大きな公園です。野球場、テニスコートなどの運動施設やパーゴラ、あずまやなどの休憩施設それに遊具施設もあり子供も大人も楽しめる公園です。
  • 清田緑地
      丘陵地の地形を生かした起伏の多い自然林が茂る緑地です。園内には木道が整備され歩きやすくなっています。清田区役所に近い緑地ですが小動物も生育しており今回はエゾリスに出会いました。
<データ>
  • 所在地 : 札幌市清田区
  • 経     路 :
      清田区役所~厚別神社~清田区体育館~平岡南公園~平岡樹芸センター~杜のみち~北野たかくら緑地~厚別川緑地~清田公園~清田緑地~清田区役所
  • 距     離 : 10.35Km
  • 時     間 : 2.5時間
  • 撮影日 : 2015/9/1
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山鼻地区に屯田兵の足跡を巡る-平成27年8月29日

札幌では琴似に次いで山鼻に屯田兵村が置かれました。今回は屯田兵の足跡を訪ねて山鼻方面を歩きました。


<見どころ>
  • 山鼻兵村
      明治9年琴似に次ぐ二番目の兵村として誕生しました。兵村の区域はおおむね東西が西8丁目から西13丁目まで、南北が南8条から南23条までの範囲です。東屯田と西屯田にそれぞれ120戸が東北地方と北海道の伊達から士族の志願者が家族連れで1.114人入植しました。
  • 東本願寺札幌別院
      東本願寺は、明治3年 当時19歳の現如上人を責任者として、随員百数十名と共に 北海道の開拓、開教を始めました。これは明治9年に山鼻に屯田兵村が開設されるよりも早いものでした。東本願寺管刹がその拠点として設立され、後に明治9年札幌別院と改められました。
  • 鴨々川
      創成川のうち、すすきの付近の南7条までの上流は鴨々川(かもかもがわ)と呼ばれています。もともとは自然河川であったため流路は蛇行しています。ここではコイの放流が行われており、大きくなったゴイの泳ぐ姿が見られます。また中島公園には水遊び場も設けられています。
  • 山鼻記念会館
      記念館には屯田兵に関する資料が展示され、屯田兵の歴史や生活を知ることができます。
  • やまはな公園
      屯田兵入植から20周年を記念して明治27年に「山鼻兵村開設碑」が建立されています。
<データ>
  • 所在地 : 札幌市中央区
  • 経     路 :
      市電 東本願寺前電停~東屯田通~妙心寺~中島公園~鴨々川~渡辺淳一文学館~護国神社~行啓通~山鼻記念会館~山鼻小学校~西屯田通~札幌市中央図書館~やまはなサンパーク~北海学園大学工学部~陸上自衛隊札幌駐屯地~山鼻日の出公園~札幌南警察署~山鼻川緑地~豊平川緑地ウォーターガーデン~柏中学校~札幌南高~静修高~鴨々川遊び場~地下鉄 幌平橋駅
  • 距     離 : 8.58Km
  • 時     間 : 2時間
  • 撮影日 : 2015/8/29
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藻岩山麓を巡る-平成27年8月26日

藻岩下を通る藻岩山麓通に沿って伏見、旭ケ丘、界川、円山、宮の森方面を歩きました。市街地より一段高いところを歩くので眺望も良くまたおしゃれな住宅やレストランがたくさんありましたがとくに大倉山ジャンプ場から眺めた市内の眺望が素晴らしかったです。


<見どころ>
  • 旧小熊邸
      北海道を代表する建築家、田上義也の設計により昭和2年に建築された北海道帝国大学農学部小熊捍博士の邸宅です。ただし現在の建物は建築当初の姿で復元移築されたものです。現在は喫茶店「ろいず珈琲館」として利用されています。
  • 伏見稲荷神社
      明治17年京都伏見稲荷大社の分神を札幌市南5条に祀り、その後明治40年当地に社殿を建立しました。赤い鳥居が有名です。
  • 大倉山シャンツェ
      昭和47年の冬季オリンピック札幌大会で90m級ジャンプの舞台となった場所です。大会や練習がない日は一般開放されて、ペアリフトで展望台まで上がることもできます。展望台からの眺めは絶景です。
  • 札幌彫刻美術館
      札幌生まれの彫刻家・本郷新(1905-1980)の彫刻・絵画など1,800点余りの作品を所蔵しています。正式名称は「本郷新記念札幌彫刻美術館」といい、本郷の没後昭和56年に札幌彫刻美術館として開館しました。隣接する記念館は、かつて本郷新がアトリエ・ギャラリーとして建てた邸宅です。
<データ>
  • 所在地 : 札幌市中央区
  • 経     路 :
      市電 電車事業所前電停~市交通局電車車両センター~ヘビ階段~北海御廟~平和の塔~ロープウェイ山麓駅~旧小熊邸~札幌市水道記念館~伏見稲荷神社~旭ケ丘高校~旭山記念公園~円山動物園~大倉山シャンツェ~本郷新記念館~札幌彫刻美術館~宮の森緑地~北海道神宮~円山公園~地下鉄 円山公園駅
  • 距     離 : 11.5Km
  • 時     間 : 3時間
  • 撮影日 : 2015/8/26
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苗穂地区の歴史と産業遺産を訪ねて-平成27年8月24日

開拓使麦酒醸造所の跡地につくられたサッポロファクトリーや北海道遺産に選定されている酪農と乳の歴史館、福山醸造、北海道鉄道技術館、サッポロビール博物館などを巡りました。また明治以前に創立され札幌最古の寺である本龍寺や札幌村郷土記念館を訪れ歴史を学びました。


<見どころ>
  • 旧永山武四郎邸
      明治10年代前半に建てられた第2代北海道庁長官・永山武四郎の私邸で純和風の建築様式になっています。後年洋式の建物が増築され和洋折衷となりました。
  • サッポロファクトリー
      ショッピング・アミューズメント・レストラン・ホテルなど約160ものショップと施設が集まる大型商業複合施設として1993年(平成5年)にオープンしました。中でも屋外にいるかのような開放感を味わえるアトリウムは、サッポロファクトリーのシンボル的存在です。
      現在サッポロファクトリーが建っている場所は明治9年に北海道開拓使によって興された「開拓使麦酒醸造所」にあたります。
  • 北海道遺産「札幌苗穂地区の工場・記念館群」
      酪農と乳の歴史館・・・日本の酪農、乳業にかかわる貴重な史料が展示され製造機械などの実物標本もあります。
      福山醸造・・・大正7年に建設された味噌・や醤油を製造する苗穂工場が北海道遺産に選ばれました。
      北海道鉄道技術館・・・鉄道に関する資料のほか運転シミュレーター、実物運転台などが展示されています。
      サッポロビール博物館・・・「開拓使麦酒醸造所」の誕生から現在までの日本のビール産業の発展などを歴史的資料を通して学ぶことができます。
  • 札幌村郷土記念館
      記念館敷地内には大友亀太郎像、札幌玉葱記念碑、役宅跡記念碑が建設されているほか、館内には多くの歴史的資料が展示されています。旧札幌村とはほぼ現在の札幌市東区の区域にあたります。
  • 本龍寺
      安政年間に開山された札幌最古の寺院です。その後、慶応4年(1868年)、札幌開拓の祖と呼ばれる箱館奉行の蝦夷地開拓掛・大友亀太郎により、境内に札幌村の鎮守として妙見堂が建立されました。毎年8月1日2日に行われる妙見尊大祭は札幌最古の祭りです。
<データ>
  • 所在地 : 札幌市中央区・東区
  • 経     路 :
      JR苗穂駅~藏の湯~札幌厚生病院~永山記念公園~旧永山武四郎邸~サッポロファクトリー~TVHテレビ~初代北大総長 佐藤昌介宅の赤松~札幌市水道局~東橋公園~東橋~北電おもしろ実験室~酪農と乳の歴史館~福山醸造~北海道鉄道技術館~アリオ札幌~サッポロビール博物館~東区ななめ通り~東区役所~大覚寺~札幌村郷土記念館~大友公園~本龍寺~札幌村神社~地下鉄 環状通東駅
  • 距     離 : 9.23Km
  • 時     間 : 2.5時間
  • 撮影日 : 2015/8/24
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月寒の歴史を訪ねて-平成27年8月22日

月寒の歴史を訪ねてリンゴ並木の碑、月寒開基百年之碑、つきさっぷ郷土資料館などを巡りました。


<見どころ>
  • りんご並木
      環状通りの豊平区役所前から、国道36号線までの中央分離帯延長約1.1kmにわたり植えられているリンゴ並木です。豊平区のリンゴ栽培は明治8~10年(1876~1878年)頃、当時の平岸村に、およそ480本のリンゴの苗木が植えられたのが最初で、以後各地へ広がり地域農業の発展に寄与しました。
  • 月寒公園
      明治末期、歩兵第25連帯の小演習場として使用され「干城台」と名付けられていた場所につくられています。緩やかな丘陵地に自然林を生かした公園でスポーツ施設や散策路も備えた面積約22haの大きな公園です。とくに月寒の丘にある全長40mのすべり台は子供に人気です。さらに、月寒神社周辺の高台には、開拓功労碑や開基百年の碑などがあり歴史を学ぶことができます。
  • 月寒神社
      1884年(明治17年)に、広島県出身の移住者が広島県厳島神社の市杵嶋姫命と農耕の倉稲魂命の2柱を小さなほこらを設け祀ったのが始まりです。その後、明治36年に月寒神社と改称、大正7年に現在地に移転しました。
  • つきさっぷ郷土資料館
      もとは昭和16年に旧陸軍北部軍司令官官邸として建てられたものです。赤レンガの建物が特徴です。ここには、旧歩兵第25連隊をはじめ旧陸軍資料が数多く展示されています。
  • 豊平公園
      農林水産省林業試験場の跡地を利用してつくられた公園です。約7.4haの園内には花壇のほかバラ園、野草園などの庭園や針葉樹見本林などの樹木が植えられた緑豊かな公園です。さらに芝生広場、遊戯広場、散策路がありプール、テニスコートも利用できる大人から子供までが楽しめる公園です。
  • きたえーる
      平成12年に本道スポーツの殿堂をめざし建設されました。正式名は「北海道立総合体育センター」愛称は「北海きたえーる」です。現在、各種室内競技及びコンサートなどのイベントで使用されています。メインアリーナは面積3,886m²、最長84.3m×49.7m最大収容人数10,000人の規模になります。
<データ>
  • 所在地 : 札幌市豊平区
  • 経     路 :
      地下鉄 南平岸駅~HTBテレビ~平岸プール~ぼうず山公園~陵陽中学校~豊平市役所~りんご並木の碑~月寒公園~月寒開基百年之碑~月寒神社~営門の松~札幌南税務署~ハローワーク札幌東~つきさっぷ郷土資料館~豊平公園~きたえーる~アップルロード~北海学園大学~地下鉄 学園前駅
  • 距     離 : 7.96Km
  • 時     間 : 2時間
  • 撮影日 : 2015/8/22
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