真駒内川散策路を行く-令和4年9月4日

真駒内川は空沼岳付近から始まり、南区の常盤、石山東、真駒内を通り豊平川にそそぐ全長21kmの一級河川です。
今回のコースは、このうち平岸通の真駒内1号橋から上流の「みずなら」橋まで真駒内川沿いの散策路を歩きます。途中、札幌市立大学芸術の森キャンパス内も見学します。
見どころは、まず真駒内川の河床に露出した岩盤です。この岩盤は札幌軟石といわれ柔らかく加工しやすいのが特徴なので開拓初期から市内各地の建築物に使われています。反面水に侵食されやすく河床の低下を招き特異な自然景観を有します。
札幌軟石に関連しては、石山陸橋付近に建つ「望豊碑」があります。由来記によると石山で切り出された軟石は荷馬車に積まれて札幌まで運ばれるが、この辺りは急勾配の難所で頂上に着くと別の荷馬車と交代するための休憩所であった。眼下に豊平川を眺めるこの場所で、交代した馬は草を食み、人は憩いのひと時を過ごした、とあります。
次の見どころは札幌市立大学芸術の森キャンパス内のスカイウェイとメタセコイア並木です。スカイウェイは校舎間をつなぐ長さ140mの空中歩廊です。またメタセコイアは大きいものは高さ50mに達する紅葉の美しい木です。


<データ>
  • 所在地 :南区
  • 経     路 :起点(定鉄バス「石山陸橋」バス停)~真駒内川緑地~石山こだま公園~石山東公園~常盤人道橋~常盤1号橋~札幌市立大学~みずなら橋~終点(中央バス「札幌市立大学前」バス停)
  • 距     離 :5.1km
  • 時     間 :2.0時間
  • 撮影日 : 2022/9/4
  • アクセス :定鉄バス「石山陸橋」バス停へは、地下鉄真駒内駅より定山渓線が運行しています。また中央バス「札幌市立大学前」バス停からは地下鉄真駒内駅まで空沼線と滝野線が運行しています。
  • 注意事項 :-
<ビデオ>

<フォトギャラリー>
<マップ>