豊平川の右岸緑地を歩く-平成27年8月19日
豊平川の右岸沿いに整備されている遊歩道(一部サイクリングロードと併用)を歩きました。距離が長いので、豊平川の流れや河畔林の緑を眺めながらまたテニスやパークゴルフを楽しむ人たちを見ながらゆっくりと歩きました。
<見どころ>
- 逆川
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昔の月寒川は現在の旧月寒川と逆川を流れて豊平川に合流していましたが付近一帯は低湿地帯のため大雨や融水時には水位の低い月寒川に逆流するため氾濫が起きていました。この逆流現象を見て、土地の人々は月寒川下流をいつしか「逆川」と呼ぶよ うになりました。月寒川の合流地点を豊平川の下流に移すため新たに水路を掘削したことで現在では、繰り返されてきた氾濫もなくなりました。
- 豊平川桜の杜
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エゾヤマザクラ、ソメイヨシノなどの桜を中心に、約1,100本の木が植えられていて桜の名所になっています。
- 東橋
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1890年(明治23年)に江別通(札幌~白石~江別)が開通し同時に豊平川に架けられた橋が東橋です。東橋は人が通れる橋としては豊平川で豊平橋に次いで2番目に古い橋です。橋の名前は札幌の東にあること、後の大正天皇が東宮(皇太子)となられたことから「東橋」と名付けられました。現在の橋は2013年(平成25年)に架け替えられたものです。
- 豊平橋
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明治4年渡船場の近くに架けられた二連の丸太橋が最初の橋です。この橋もすぐに流出し、その後何度も架け替えられましたがいずれも流出してしまいました。大正13年、北海道三大名橋と称された「ブレースト・リブ・タイド・アーチ」によるアーチ橋が完成しました。これが旧豊平橋にあたります。昭和41年に旧豊平橋が42年の歴史に幕を閉じ現在の橋に架け替えられました。
- 幌平橋
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現在の橋は1995年(平成7年)に完成したもので、下流側の歩道が広く、アーチ橋部分は階段状になっているユニークなデザインです。歩道橋部分は札幌市の姉妹都市であるポートランド市との姉妹都市提携35周年を記念して、ポートランド広場と命名されています。
- ミュンヘン大橋
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札幌市創建120年記念事業として1991年(平成3年)に完成した美しい斜張橋の橋です。札幌市とミュンヘン市の姉妹都市15周年に事業着手したことと橋の構造がドイツを中心に発展した斜張橋であることから、橋の名前が付けられました。
- 豊平川さけ科学館
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豊平川に再びサケを戻そうとする市民の「カムバックサーモン運動」をきっかけに1984年10月に札幌市豊平川さけ科学館が開館しました。ふ化放流事業のほかに、サケの仲間や豊平川の淡水魚などを飼育展示し、サケや豊平川に関するさまざまな情報を発信しています。
- 所在地 : 札幌市白石区、豊平区、南区
- 経 路 :
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JRバス 米里5条1丁目バス停~東栄橋~白石清掃工場~サッカー場~豊水大橋~逆川~豊平川桜の杜~環状北大橋~豊平川第2水管橋~パークゴルフ場~北13条大橋~上白石橋~JR豊平川鉄橋~平和大橋~東橋~水穂大橋~一条大橋~でんでん大橋~豊平川水管橋~豊平橋~南七条大橋~南大橋~テニスコート~精進川~幌平橋~南十九条大橋~南二十二条大橋~JCHO北海道病院~ミュンヘン大橋~精進川放水路~藻岩橋~藻岩上の橋~公園橋~豊平川さけ科学館
- 距 離 : 14.29Km
- 時 間 : 3.5時間
- 撮影日 : 2015/8/19
- アクセス :
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JRバス 米里5条1丁目バス停へはJR札幌駅または地下鉄菊水駅からJRバス白陵高校行が運行しています