令和6年 初詣その2

今回は東区の札幌村神社、中央区の彌彦神社と手稲区の星置神社に出かけましたが、正月2日目の人出はだいぶ減ったようです。
札幌村神社は明治32年創立の神社です。札幌村神社の所在地は現在札幌市東区となっていますが、かつては札幌市のほかに札幌村が存在しており、その氏神として地域の崇敬を受けていました。札幌村はなくなりましたが神社の名前として残されています。
また彌彦神社は新潟県から移住された人々が、明治末、小祠を建立したのが始まりです。神社の名前は彌彦(やひこ)と伊夜日子(いやひこ)の2つの名前が使われます。
星置神社は星置に入植した広島県、山口県などの人たちが心の拠り所として明治20年頃に小祠を建立したのが始まりです。現在では”若かえる”、”無事かえる”、”栄える”に通じることから様々なことに願いが叶う「撫(な)でカエル」や縁結びの御神木「むすびの銀杏」が人気を集めています。また神社は高台にあるため見晴らしがよく、晴れた日には日本海が望めます。


<データ>

札幌村神社コース

  • 所在地 :東区
  • 起 点 :地下鉄環状通東駅
  • 終 点 :札幌村神社
  • 経 路 :地下鉄環状通東駅~札幌村神社
  • 距 離 :0.3km
  • 時 間 :0.1時間
  • 撮影日 :2024/1/2

彌彦神社コース

  • 所在地 :中央区
  • 起 点 :地下鉄幌平橋駅
  • 終 点 :彌彦神社
  • 経 路 :地下鉄幌平橋駅~彌彦神社
  • 距 離 :0.2km
  • 時 間 :0.1時間
  • 撮影日 :2024/1/2

星置神社コース

  • 所在地 :手稲区
  • 起 点 :JRほしみ駅
  • 終 点 :星置神社
  • 経 路 :JRほしみ駅~星置神社
  • 距 離 :0.8km
  • 時 間 :0.2時間
  • 撮影日 :2024/1/2
<ビデオ>

<フォトギャラリー>
<マップ>

東区歴史散歩-令和4年6月8日

東区の開拓の歴史は、1866年(慶応2年)に函館奉行所で御手作場を管理していた大友亀太郎が農民と共に現在の札幌村郷土資料館付近に移住したことに始まる。
大友亀太郎の名は創成川の前身である大友掘を掘削したことで有名である。大友堀とは南3条付近で豊平川から取水し北6条東1丁目まで北上し、その後ななめ道路と呼ばれる道道花畔札幌線を通り札幌村郷土資料館付近で当時あった伏籠川に合流する延長約4kmの水路で、飲み水や農業用水、水運などに使われていました。
大友亀太郎の役宅跡に建つ札幌村郷土資料館には、大友亀太郎に関する資料や開拓当時に使用されていた農機具などが展示されている。またこの付近で当時栽培されていた玉葱に関する資料もあり、敷地内には日本最古の玉葱産地だったことを示す札幌玉葱記念碑がある。
本龍寺は1867年(慶応3年)に大友亀太郎が妙見堂を創立した札幌最古の寺院です。また1907年(明治40年)創立の大覚寺は、山門が北海道内で最大といわれています。
また、道道花畔札幌線から少し入ったところにある林檎の碑には、「1884年(明治17年)橘仁がこの地に初めて林檎を栽培し・・」と刻まれ最後に「この林檎園に関わりのある詩を一首加ふ」とあり、石川啄木の”石狩の都の外の君が家 林檎の花の 散りてやあらむ 「一握の砂」より”が加えられている。
その他、歴史のある建築物には1901年(明治34年)創立の札幌村神社、1937年(昭和12年)建築された木造2階建ての校舎が残されている苗穂小学校記念館があります。


<データ>
  • 所在地 :東区
  • 経     路 :起点~北海道鉄道技術館~希望公園~苗穂小学校~大覚寺~リンゴの碑~札幌村郷土資料館~本龍寺~札幌村神社~終点
  • 距     離 :3.1km
  • 時     間 :2.0時間
  • 撮影日 : 2022/6/8
  • アクセス :
  • 注意事項 :
<ビデオ>

<フォトギャラリー>
<マップ>