北区屯田の歴史を訪ねて-令和元年10月1日

屯田の歴史は1889年(明治22年)に屯田兵第一大隊第四中隊の家族を含めて220家族1056人が篠路兵村に入植してから始まります。入植者の出身地は熊本・福岡・山口・徳島・和歌山・福井・石川の7県です。
札幌では琴似、山鼻、新琴似がすでに入植していて最後の入植となりました。
歴史遺産も数多くあります。江南神社には篠路兵村「移住記念碑」、屯田開基九十周年記念顕彰碑、望郷のアカマツがあり、
江南神社横の屯田開拓顕彰広場には「屯田兵第一大隊第四中隊本部跡」の碑、篠路兵村「開拓碑」、水田開発記念碑、屯田兵顕彰之像、馬魂之像があります。
入植してから今年で130年になりますが、それぞれの碑や像は鬱蒼とした森林を開墾し畑や水田を造成し水害や冷害などの自然災害を克服して一大農業地域に発展させた先人の偉業をたたえています。
そのほかの歴史遺産には、農地を強風から守る防風林、用水路の跡地を利用した屯田みずほ通り(屯田緑道)、屯田の歴史資料が展示されている屯田歴史資料館があります。
現在の屯田は、農地はなくなり住宅地として発展しています。


<データ>
  • 所在地 :北区
  • 経     路 :地下鉄麻生駅~JR新琴似駅~屯田防風林~江南神社~屯田開拓顕彰広場~屯田郷土資料館~屯田みずほ通り~屯田防風林~地下鉄麻生駅
  • 距     離 :9.2km
  • 時     間 :2.5時間
  • 撮影日 : 2019/10/1
  • アクセス :
<ビデオ>

<フォトギャラリー>
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